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歩行者のマナー と、ここまでは自転車に乗る人の話でしたが、歩行者にもルールとマナーが(当然ですが)あります。 前のページで「歩道は歩行者の物」と書いてあったぞ!じゃあ、自転車なんて気にしないで好きに歩けば良いじゃないか!と思う方もあるかもしれません。ただ、「歩行者の物」だからといって、好き勝手にして良いわけではないのです。 ★歩行者に対する標識や標示もあります。これを確認し守りましょう。 ★信号を十分確認し、また道路を渡る際は左右をよく確認し、ゆとりをもって横断するように心掛けましょう。 仙台市内では、自転車通行可の歩道で、歩行者用と自転車通行用が分かれている所が結構あります。ところが、これを気にしている歩行者の方はあまりいないと感じませんか?正直、気にしないで歩いている人の方が大多数のようです。 ただ、自転車のマナー向上には、歩行者の側の意識の向上も必要なのです。歩行者が自転車用の場所を歩けば、自転車は結局歩行者用の部分を走る事になり、歩行者、自転車をせっかく分けた意味がなくなります。 また、道路交通法にはこのような条文があります。
第四項にあるように、酒に酔ってふらふらしていたり、またむやみに立ち止まっているだけで道交法に違反する可能性があります。極端な話ですが、道で立ち話をしていて通行の邪魔だと判断されると、道交法違反で逮捕されるかもしれません。気をつけましょう。 店の前の歩道に看板やら何やら色々置いているのを良く見かけますが、これも第三項にあるとおり、立派な犯罪です。これは本当に迷惑です。酷いところでは、盲人用タイルにまで及んでいる所があります。こういう悪質なケースは、もっと厳しく取り締まってもらいたいものです。 歩行者優先だからといって、自動車や自転車等を避けなければ、怪我をするのは自分です。自動車も自転車も急には止まれませんし、歩行者に気が付いていない可能性もあります。 「歩行者優先だぞ!」と意地にならず、心にゆとりを持って道を歩きましょう。(変な話、車は突っ込んでくるものだ、と思って行動した方が安全かも) 結局のところ、歩行者と自転車等、皆の譲り合いの気持ちが、事故を減らすには一番必要ではないでしょうか? 皆で自転車、歩行者双方のルールとマナーを頭に入れて、譲り合いの気持ちを持って、安全に道を通行できるように心がけましょう。 >>次は、警察庁がまとめた「交通の方法に関する教則」を紹介します。
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