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6月からの自転車ルール改正について

 いよいよ6月まであと半月になりました。
 自転車についてのルールが色々変わりますが、皆さんの周りでは何か変わったでしょうか?
 ルールの変更点の概略は
  ・自転車の車道走行の明示(児童以下と70歳以上の者、身体障害者は歩道走行可)
  ・児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、ヘルメットを着用させる
 です。

 自分の周りでは何も変わってないなぁ、というのが正直な所ですね。
 自転車のルール改正前に周知徹底へというニュースもありましたが、何かやってるの?
 自転車は相変わらず狭い歩道を走っていて、歩行者の側がそれを避けている始末。子供を2人乗せているお母さんも結構いますし、子供にヘルメットを被らせている親御さんなんて半分もいない。

 未だにこんな状況で、6月になったら自転車は車道を走り、3人乗りは無くなり(条件付で可のようです)、子供はみんなヘルメットを被る、そんな状況になるんでしょうか?

 まあ、今の道路事情では、自転車は歩道を走った方が安全なのは分かります。自転車道の整備も進んでいるようですが、そんなの全部の道路にあるわけじゃないし、普通の車道なんて怖くて走れません。実際危険過ぎます。が、その代わり歩行者が自転車の脅威に晒される訳です。

 自転車走行可の歩道は結構広いですし、車道側が自転車用になっていますので皆の意識次第で改善できると思うのですが、問題はそうでは無い歩道。

 人が1人通れるくらいの歩道でも普通に自転車が走ってます。そんな自転車とすれ違いざまに軽く接触したりする事もあるんですが、大概自転車の人はにらむか、何事も無かったように去っていきます。自転車=歩道走行が一般的な認識ですよねぇ、やっぱり。

 ケガをしたわけではないので、こちらも特には気にしませんが、お年寄りや子供とかだとそれで転んでしまったり、もしまともにぶつかってしまったら、誰でも重大なケガにつながる可能性もありますよね。

 だから、歩行者を守るために本来の自転車=車道走行にしようというのが今回のルール改正の主な目的です。

 ほとんどの人が自転車=歩行者と同じ=歩道走行と思っているのを、自転車=車両=車道走行に変えるのは非常に困難でしょう。それなのに、ルール改正まであと半月に迫った今日まで、周知活動があまり行われていない印象です。これって問題ではないでしょうか?

 こちらでも書いていますが、自転車の歩道走行は本来は違反で、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金という罰則があります。今まではほとんど見過ごされてきましたが、6月からはきちんと取り締まるということらしいです。

 前もってそれを知っていれば、捕まっても「仕方がないか」と思えるし、自分の責任なので当然の事でしょう。しかし、知らなければ釈然としませんよね。いくら「法律は知らないとは言えない」といっても、もし捕まったら皆さんは納得できますか?

 自転車は車道を走らせるというのには大いに賛成です。自分が歩行者の際に、自転車に対していつも危ないなぁと感じていますから。ですので、今回のルール改正には大いに期待もしました。(ただ、自転車が車道を安全に走れるのか?という疑問もあります)

 だけど、未だに何も変わっていないというのは如何なものでしょうか?急に変われるものではありませんよね。
 結局、6月になっても何も変わらないんじゃないかな、というのが今の思いです。

 6月から徐々に変わっていのなら良いのですが、今の周知不足を考えると、やっぱりいつまでも自転車は狭い歩道を歩行者に向けて突っ込んでくるんだろうなぁ。自転車の行き場もないし仕方ないんでしょうか?



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